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今日は福岡の西の副都心、西新のお話です。

ここにある某高校の卒業式で、それを見に来たついでに写真など撮ってきた次第です。

西新のバス停といえば、私はやはり西新パレス前なのですが、そこは「8 西新-室住団地」の終点なので、またいつか記事にする日が来るかと。なので、今日はそれより西側の「脇山口」周辺を探索します。

というわけでやって来ました「西新商店街前」
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見た目からはもはやバス停として機能しているのか怪しいところです。

このバス停、早良街道を北進してきたバスが明治通り及び昭和通り経由で都心部に行く際、朝のラッシュ時のみ「脇山口」の代わりに停車するバス停(分かりづらい)なので、普段から使用されているわけではないのです。
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この通り、朝の時間だけ。行先番号3とその派生路線だけが停まります。

と、バス停を眺めていると、
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行先番号5とあります。

私が知っている行先番号5は、天神北から番号変更で博多駅に向かう路線です。ということは、この「5」はもう無くなってしまった路線ということです。

soramameさんのブログの記事によると、2008年に無くなっているそうです。もう9年も前ですか。私まだバスに興味持ってませんでした。

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そして、ここにある「西南学院大学前」は、その当時の5番のルートなのですね。

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そしてその「西南学院大学前」。ここにも行先番号5の面影がしっかりと残されています。

ですが、このバス停たちが更新されたら、僕は5番がここを走っていたことを実感できる材料を失うのですね。利便性を考えたらさっさと更新するべきではありますが。

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などと考えていると、丁度バスが到着。この赤バスもいつか忘れ去られます。私市内急行車とか知りませんし……。

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バスナビの経由地表記のゆれは気になります。

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いつまでも失われた過去やこれから失われゆくものに囚われていたら前に進めません。この快晴の下、卒業していった彼らのように、私もまた進まねばならないのです。